WEBデザイン制作会社・吉森さんの場合Vol.01 - プロジェクトストーリー - ICC伊藤佑クリエイトセンター大阪本町

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PROJECT STORY

2022.05.18

WEBデザイン制作会社・吉森さんの場合Vol.01

伊藤佑クリエイトセンター大阪本町のシェアオフィスでは、インキュベーションマネージャーが起業希望者に伴走しビジネス相談などの幅広い支援を行っております。
当施設を利用されている方にお話を伺い、どのようなビジネスをされているのかなどをご紹介!
実際の利用者の声をお届けし、その後の活動に迫ります。


今回は、以前ご紹介したカレーショップの看板やチラシ制作に携わっていただいた、WEBデザイン制作会社「株式会社エボデボデザイン」の吉森さんにお話を伺いました。

吉森さんは、2年前のICC開業当初にご入居後、昨年の秋に法人化をされました。

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吉森 修
株式会社エボデボデザイン
代表 / ArtDirector / Web Designer

1989年生まれ。大阪府箕面市出身。神戸芸術工科大学デザイン学部卒。
ゲームのUIデザイナー、機器メーカーのインハウスデザイナー
Web制作会社のデザイナー・アートディレクターなどを経て独立。
Webを中心としたデザインの設計・制作に従事する。



分からないことも入居の方に協力してもらいながら法人化の準備を進められました

法人化おめでとうございます!

ありがとうございます。隣の部屋にご入居中の税理士の先生に大安の日を教えていただいたので、縁起のいいその日に法人化の申請をしました。
実は法人化に向けての準備は、先生が「お隣なので」と言ってくださり、相談に乗っていただいてたんです。先生から紹介していただいた方ともやり取りをしながら、自分で準備を進められたのでとても助かりましたね。

今までは「株式会社じゃないと発注できない」と言われ、元請けが取れない企業もありましたが、法人化が出来て信用度も上がり、安心してお仕事を任せていただけるようになりました。

あと今後は人を雇いたいので、固定費を減らしていきたいです。制作のクオリティは高めたく、アルバイトではなく最初はパートナーという形で始めて、最終的にマッチが出来れば雇いたいですね。



コロナ禍で働き方が変わっても仕事にやりがいを感じています

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前回の記事から半年以上が経ちますが、環境や仕事に変化はありましたか?

プライベートでは引っ越しや、このご時世ということもあり、リモートワークを増やしました。一緒に仕事をしている人は正社員雇用になり、現在はリモートワークをしてもらっています。「忙しすぎて休みの取れない会社」というのは僕自身が嫌なので、土日はしっかり休んでいただくようにしています。

仕事については、WEBサイトの制作やデザイン制作をメインとしていて、前回紹介した電鉄系不動産会社のWEBサイト運営のお仕事も引き続き継続中で、ブラッシュアップをしているところです。
他には最近公開されたものだと、名古屋市にある認定こども園のWEBサイト制作や、新潟県にあるひとり親世帯をサポートしている企業のWEBサイト制作を手掛けました。

僕は、「ミルクボトルシェイカーズ」というブランディングやコンサルの制作チームに所属をしています。
そのメンバーの中にはセレクトショップの元バイヤーの方がいて、エコプロジェクト「ルーパック」の取り組みをされている関係でお仕事を紹介していただき、ルーパックのWEBサイト制作にも携わりました。
ルーパックの商品がすでにショップの店頭に並んでいますが、このようなプロジェクトは話題性があり実績も作れるのでやりがいがありますね。

企業だけではなく、今はもう少し幅広い内容で「どういう人に、どういうコンセプトで売りたいか」というのをしっかりヒアリングした上で制作をしていて、様々な案件が少しずつ増えてきました。
実績を見てくれた方が「うちのもお願いします」と言ってくださって更に依頼が増えるので、すごくありがたいですし嬉しいです。

リモートワーク中心になってから、お仕事に影響は出ませんでしたか?

お客さんとの飲み会は減りましたが、案件数は変わらず増え続けています。
リモートワークが増えたため仕事は遠隔で対応していることも多いですが、やはりイレギュラーな会話はオフラインの方が、新しい案件やプロジェクトにつながりやすいということもあって、完全な遠隔での対応には難しさを感じています。
オフラインの方が雑談が出来るし、質問なども軽い感じで聞けるので営業しやすいんですよね。
そういった理由から遠隔では仕事の幅が広がりにくくなっているため、オフラインでのコミュニケーションはとても大切だと実感しています。

WEBミーティングだと案件の話だけで終わってしまうので、他の皆さんはどう対応されているのか気になります。



オンラインでもすぐそばにいるようなコミュニケーションを

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ICCで取り組んでみたいことや希望はありますか?

ICCにご入居の方とのつながりからお仕事させていただくこともあります。
オンラインでの様々な悩みもありましたが、こうした新たな仕事の獲得へ繋がったということもあり、コミュニティの大切さに気付きました。
今後もみなさんと仲良くさせていただきたいので、もっと関係を深められるようなコミュニティがあればいいなと思っていて、僕も協力するので入居者同士でコミュニケーションが取れるツールをICCのみなさんと一緒に作りたいです。

今後事務所を他で開設したとしても、入居の他の方とつながっていたいので、ICCとはずっと関わりを持ちたいと考えています。オフィスを契約していなくても外部の人が参加できるようなコミュニティプランがあれば嬉しいですね。

ありがとうございました。


コロナ禍で働き方や仕事におけるコミュニケーションの手段に難しさを感じている中でも、さらに事業を展開し躍進されています。
吉森さんが希望されている「遠隔でもオフラインのようなコミュニケーションの取り方」について、ご要望にお応えできるよう尽力いたします。